クロックアップ

 

G3カードのクロックダウン

           クロックダウン?を検討してみました。

                    ほんとか?......

               京の都のわびさびの世界どす。

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 本ページにより生じた結果につきましては、責任をとることが出来ません。

  御自分で責任のとれる範囲で実行するか決めて下さい。  

警告! 見るだけで止めときましょう!別にスピードアップする訳ではありません。

 

バックパネル

1. ここにユーザーが、一生の間に触るどころか? 存在すら知らない電源SWがあります。このスペースにディップSWを取り付けてクロックを切り替える寸法です。写真中央が電源SWです。フロッピーのコネクターの上あります。皆さん使ったことあります?

内部

2. 内部から見たSWの部分です。SWは、フレームに付いてますので見えません。不都合なことが、1つありますので注意して下さい。CPUボードを外したりすると電源SWでないと起動しません。電源を入れてもスリープランプが付いたままになります。つまりSWをどこかえ移設する必要があります。とりあえず、私は、SCSIコネクタの上に固定しました。コネクターにある穴にピンを突っ込んでSWを押す様にしました。(写真ないんです。すみません!)

NUpwer G3カードを組んだ時も使用します。

部品

3. 電源ボードにL字上のプレートがあります。これを左の写真のネジ類を4本取り外してパネルを外します。まん中の赤いディップSWが今回使用するモノです。右側は外したL字型パネルとノブです。

金具

4. 外したパネルにディップSWをあわせる様に角穴を削ります。下のパネルには、SWのノブが付いています。(SUSバネ材です。)合わせながらの加工になりますので、ディップSWは余分に買って下さい。加工は左側を基準に右方向に削っています。本体の角穴とディップSWの形状を注意して、加工して下さい。私の加工方法が最善とはかぎりません。

取り外し

5.パネルの取り外し方は、はまっているだけですから簡単です。黒いシートの下に潜り込んでいますので、気を付けて下さい。

組み立て

6.取り付け完了です。簡単にはまっている様に見えますが、このディップSWの形が、変わっていてはめ込むことが出来ました。ここは、工夫の仕方次第です。SWが切り替える時に押さえられたりしても大丈夫なように考えて下さい。私の使ったSWは、OTAXだったと思います。大阪の日本橋で、¥50の特価品(1990年製 廃止品ではないといわれましたが?もう手に入らないでしょうね!)

SSV04 自動洗浄形 SIPスイッチ OTAX1990年カタログ

変わっている場所は、左の写真で4ケ所の角の部分に板厚程度の切り込みがあり強引に入れるとその溝で固定できる。角穴あわせとハンダミス用で五個ぐらい買った方がよい。

 

完成

7.完成写真です。 このディップSWは足が5本です。配線には特別の配慮がいります。写真の通りにつないでもダメです。分からない人はしない方がよいです。失敗すると.....603に、戻すことになります。

配線

8. 配線は、プロセスマニアのPB2400cの藤田さんのコーナーを御覧下さい。最近、歳なのか?良く見えん!ハンダに慣れた人でないとあぶないです。それとハンダごては、必ず20Wで30Wでは、大きすぎます。ここで、けちると大きなダメージが.....電線は、耐熱電線のより線にしました。耐熱電線は、こてが当たっても溶けないULの規格品です。太い必要はありません。細い方が配線が楽になります。私も失敗を含めて、色々経験していますのでどの程度の技量があれば出来るとはいえません。少なくとも、実務経験ってやつでしょうか?皆さんそれなりのプロ、セミプロでしょうから、私は、運が良かっただけ、でも色々自分で調べてリスクは回避しています。調べ方すら分からない人がやるのは、他の改造を含めて無謀と言えます。

改造のリスクは良く考えてして下さい。私自身、最初に失敗をやらかして壊してしまいました。それは嘘ですが、本当に再起動しなかったんです。おかげさまで焦ってしまい、ちゃんと写真を撮れませんでした。可能な限り加工しない方法で検討しています。今回は、角穴の加工とディップSWが、キーポイントです。